2016年07月01日

起業の学校福島第2期 第1講 6/25

戸上です。
諸事情により、開催が1月ズレました起業の学校・福島キャンパスですが、6月25日、梅雨の合間をぬって、無事開催に漕ぎつけました。よかった〜(^^)

今年は実は受講生が2名と少数なんです(もともと募集定員が8名と少数なのですが)……。

「起業の学校」は『学校』です。
授業の中で知識を身につけるだけでなく、クラスメイトと話をしたり、宿題を嫌がったり、放課後に道草をくったり、試験を恐れたり(^^;)、、、そんなことをしながらいろんな葛藤や体験の中で、仲間と協力したり競ったりしながら、一人の起業家として卒業していく「場」でありたいと思っています。
えーっと、何が言いたいかと言いますと、「クラスメートがいることは大事」ということです。

そこで、今年の福島キャンパスでは、起業の学校始まって以来初めての「聴講生」制度を設けました。
この日は4名(うち1名は午前のみ)の聴講生のお申し込みがあり、計6名で第1回目の授業が開催されました。

まず、起業の学校最初のワークは、起業の学校恒例のインタビューゲーム。
ペアになって、お互いにインタビューし合い、他己紹介の原稿をつくる、というゲームです。
単に自己紹介するよりも、その人の意外な一面がわかって面白いです(^^)
また、人の話を聞く、自分の話をする、聞いた話をまとめる、というのは、起業を考えている人にとっては必要な能力でもあります。その練習にも大いになります。

私自身のことで恐縮ですが、若い頃ライターの仕事が多かった時期があるのですが、ある先輩編集者に「インタビューってどうやったら上手くできるようになりますか?」と聞いたら「私は全部インタビューゲームで学んだよ」と言われたことを思い出しました(^^)。

IMG_9682.JPG

さてさて、お互いのインタビューが終わり、それぞれが人が書いた自己紹介文を手に、自己紹介を行い、午前は終了です。
午後からは、今日のメイン・ワーク「理念形成」です。
講師は、副代表の鈴木です。

午前に行ったインタビューは、相手の中を(インター)見る(ビュー)作業でした。
しかし、理念形成で行うのは「セルフ・インタビュー」です。
自分の(セルフ)中を(インター)見る(ビュー)作業を行います。
理念とは、確実に、自分自身のものです。誰かから与えられるものではありません。
(まれに天から与えられる人がいますが、それはあながち間違ってない気がします。私にはスピリチュアルな素養がなくて申し訳ないですが……。)
それゆえ、理念には本望から思うことが表現されている必要があります。

また、起業家には上司がいません(メンターや尊敬する先輩とかはいるでしょうけど)。
それ故に、迷ったときに判断を仰げる人がいません。
そういう時どうしたらよいのか。「理念」に聞くしかないんです。
理念とは自分の上司を自らつくるようなもの。
それゆえ、理念にはその人の指針となりうるもので、かつ倫理的なものでなければなりません。

というわけで、理念という「自分の上司づくり」に取り組んでもらったわけですが、方法は、これも起業の学校でおなじみとなりました「リムカ」(^^)を使って行います。

IMG_9686.JPG

自分の内面と真っ向から対峙して、自分の意志を、自分の切実なる願いを、言葉にしていく作業は、頭の中を「ギューーーッ!」と絞られるように感じる人もいるとか。
言葉がスラスラ出てくる人もいれば、なかなか出てこない人もいました。
しかし、皆さんが出してきた言葉は、表現がまだ練られてないということはあっても、本心から出てきた言葉に、力強さを感じました。

今回のワークは、皆さん初めて取り組むワークだと思うので、理念に悩むだけでなく、慣れないワークのやり方にも悩まないといけないので、初めてこのワークをするのは大変なのです。
ですので、この日、ワークを体験された方は、ぜひ家でもう一度同じワークにチャレンジしてほしいと思います。二度目は、既にワークの手順が分かっていますから、理念を出すのに集中できますのでね。

それでは、初日から頭を使わせるワークで、皆さん大変お疲れさまでした(^^)

posted by 起業支援ネット at 14:09| 福島 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 第2期 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする