2016年11月14日

起業の学校福島第2期 第5講 10/29

戸上です。
福島キャンパス5回目です。

前回に引き続き、この回も個別対応です(卒業式まで個別対応が続きます)。
今回は、名古屋キャンパスの鈴木がメイン講師を務めました。

宿題で事業計画を作ってもらってきていましたので、まずはその事業計画を説明してもらいました。先回も書きましたが、今年の生徒さんは既に起業済みの方。その生徒さんは、この1ヶ月の間で、来年度事業に関する大きな決定事項もありましたので、そのことを共有し、それを踏まえて、来年度以降の戦略(践略)から練っていくこととなりました。

午前は、来年度予定している事業について、現状の地域関係図の中でどのような位置づけを目指したらよいのか、地域のニーズや現状の(不足気味な)社会資源、また将来の社会資源開発も視野に入れながら、検討していきました。
特に、双葉郡という地域を考えた際には、他地域の事例を参考にすることが難しいものがあります。今まで考えられてきた理論や手法とは前提条件が違ってきていますから。何を以て正解とするのかを決めることも難しいような状況の中で、一人ひとりをいかに丁寧に受け止め、住民や関係者の方々の決断を急ぐことなく意思決定支援をしていけるだけの環境をつくりあげることが大事なキーになるだろうということを確認しました。

IMG_0026.JPG

午後は、午前の戦略(践略)にしたがって、戦術(践術)を練っていきました。
起業家の中には、最初は〈想い〉だけで「なんとかなる」と思って始めた活動が、ニーズと(地域の)シーズが明確になるにしたがって、活動の〈維持〉について真剣に考えなければならない時期が来たりすることがあります。「顧客に信頼される」とは「事業(活動)をやり続ける必要がある」ということでもあるのです。
この日はその「継続したサービス提供」へ向けた戦術(践術)変更がキーとなりました。継続したサービス提供へ向けて、サービスメニューやそれらの価格、人材の確保と配置、時間の使い方などなど、一つ一つ具体的に考えていきました。

次回も、個別対応となります。戦術(践術)を詰めていくのは時間がかかるものですので、次回はその続きを行います。宿題は、この日に確認した戦略(践略)を、もう一度自分なりに落とし込んでおくこと、となりました。

この日も、どうもお疲れさまでした(^^)/

posted by 起業支援ネット at 15:47| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 第2期 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック